Q1.　貴社の事業概要をご教示ください

A1.　大型・中型・小型バスを用いた一般団体の観光・旅行向け貸切バス運行、一般的なタクシーのほか、介護・福祉・観光・コミュニティータクシーの運行、送迎サービス、空港定額サービス（岡山空港）、ロケバス、学校給食配送、西日本豪雨（平成30年7月豪雨）の被災経験を活かした語り部タクシーなど幅広く手掛けています。
お客様へ「安全、安心、快適」なサービス提供をドライバー一同、日々心がけております。

Q2.　ご担当者の業務内容をご教示ください

A2.　点呼業務、乗務員の運行計画作成、経路指示などを遂行し、また、事故が発生しないよう乗務員の指導・監督をしています。バスの運行管理者4名、補助者4名の計8名体制で「あさレポ」を利用し点呼業務を遂行しています。
また、私もドライバーとして乗務しておりますので、点呼される側としても「あさレポ」を利用しています。

Q3.　2024年4月1日施行の「旅客自動車運送事業運輸規則一部改正」への対応についてご教示ください

A3.　バス協会や国交省運輸支局の講習会などで、貸切バスの点呼は録音・録画が必須になると説明を受け、検討を開始しました。施行が迫る中、録音・録画用カメラの設置やシステム導入などで、3社のサービスを比較検討しました。

Q4.　「あさレポ」の採用理由をご教示ください

A4.　主に以下の理由から「あさレポ」を採用しました。

① 点呼内容の録音・録画ができること
② クラウドサーバで測定データの保管と管理が容易にできること
③ 大がかりな準備が不要でアプリをインストールするだけで簡単に導入できること
④ 初期費用がかからず、アルコールチェッカーの価格も他社製品と比較しリーズナブルであること
⑤ 今後厳しくなると予想される法改正に対してシステムのアップデートが継続されること

費用面がリーズナブルなことに加え、クラウドサービスであることも重要でした。
西日本豪雨で被災した際に事務所が水没してしまいパソコンや書類がすべて使えなくなった経験を踏まえて、事業継続性の観点からクラウドサービスの採用を検討しました。

Q5.　「あさレポ」導入後の効果をご教示ください

A5.　検討段階では点呼にかかる時間が増えることを想定していましたが、導入後、点呼にかかる時間は従前とあまり変わらなかった点を評価しています。
また、点呼内容が録音・録画データとして確実に保管され、適切に点呼が行われていたかの確認もできるので安心して利用ができます。点呼部分のみ記録として残るため、定点カメラで録画して後から不要な部分を削除するなど動画編集の手間がかからない点も評価できます。

Q6.　実際にアルコールチェックをしているドライバーの反応はいかがでしょうか

A6.　通信キャリアの電波状況によっては、やり直しを行うこともありますが、スマートフォンとアルコールチェッカーを利用して点呼を行うことに特に不満は出ておりません。使い方が難しいといった声もなく、使いやすいサービスだと思っています。