作業実績給というテレワーク用の給与体系の考え方
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阿佐美 空の実践テレワーク
著:阿佐美 空氏
第03回 2020.12.09 / 最終更新:2020.12.09
作業実績給というテレワーク用の給与体系の考え方
こんにちは。阿佐美 空(あさみ そら)です。
コロナ禍が過ぎてもテレワークという考え方は残りますでしょうか?多くの方が残ると思っていると思います。すべての企業がテレワークを採用するとは思いませんが、仕事の多様化が進む中、テレワークはその基盤であり、成果を出し続ける限り、テレワークはその存在が残っていくと思います。
先日、俳優を引退されたマイケル・J・フォックス氏の代表作の一つである「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のワンシーンでは、上司と主人公がテレビ会議で自宅から指示を受けているシーンがありましたが、おそらく多くの企業でその携帯が残っていくと思います。テレワークは通勤時間という非生産的で体力消耗の時間がなくなり、感染症のリスクも減り、通勤費のコスト負担もなくなり、ネットが快適であれば、世界中のどこからでも仕事ができるという素晴らしい方法です。但し、成果が出続ければということです。
テレワークで成果を出せる能力を持った社員は多いです。快適なネット環境があれば、成果を出せそうな気もしますが、やはり人間は弱いです。誰かに見られていないと、惰性になり、成果が出なくなっていきがちです。とはいってもテレワークでいつも誰かに見られ続ける環境を作るというのはなかなか難しいですよね。
そこで、お勧めしたいのは給与体系の変更です。なかなか難しいかもしれませんが、今の多くの日本の企業の給与体系は時間給です。週40時間程度の時間を能力別に査定して、何時間拘束したからこの金額ですよ。という固定時間拘束、固定金額払い+残業時間払いです。この時間給は成果が落ちやすいやり方なので、テレワークに不向きです。日本人は真面目な人種なので、みんなでオフィスに来て、作業を管理者が監督すればちゃんと成果が出ていました。
これからはテレワークなので、作業納品単位での給与にしないと、社員がテレワークによって惰性に入りやすいです。とはいっても完全作業納品出来高にすると、社員の生活が業績変動になり、社員が残らなくなりますよね。そこで、お勧めしたいのは基本給+完全作業納品出来高給が良いのではないかと思っています。
いかがでしょうか?コロナの話はまだまだ続きます。この機会に給与体系も再検討されてはいかがでしょうか?
さて、皆さんの会社のテレワーク採用度合いはいかがでしょうか?これからテレワークを検討される方にお勧めしたいのがテレビ会議システムトップシェアのZoomです。Zoomは2位との差で2倍のシェアを獲得していることもあり、多くの企業で採用されています。実際に検討される方は試用してみたり、法人仕様の場合のポイントなどを聞かれた方がよいと思います。Zoomで法人利用をされたい方は是非、鈴与シンワートにお申し付けください。詳細は以下をご覧ください。
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それでは今日はこの辺で。
著者プロフィール(阿佐美 空氏)
ライター兼モデルとして活躍。実践的に役立つテレワークについて紹介していきます。